イタリアの離乳食事情
2015年 04月 30日
ずーーーーーーーーーっと書こう書こうと思いながら書かなかったイタリア離乳食事情
興味ない人にはとてつもなくどーでもいい内容ですが
興味のある人には面白いと思います
うちの担当の小児科の先生
離乳食に関しては凄くうるさい!
初め聞いた時は「えっここまでしないといけないの?」
と驚きでしたが、やってみると息子の様子がとても良さそうなので
今はどれだけ面倒でも先生の言った通りにしてます
息子は5ヶ月丁度から離乳食を始めました
初めは林檎だけから始めます
柔らかいリンゴの種類でデリッツィオーゾというのがあって、スプーンで削る感じですくいます
少しずつリンゴの量を増やしていきます
イタリアはグルテンアレルギーの人が本当に多いため、グルテンものは与えません
米とタピオカとトウモロコシはアレルギーが無いものなので安心してあげることができます
更に、この粉はとても便利
水に溶かすだけでも与えられるのです
でも私はこの粉は使わず、10倍粥を作ってました
なぜかというと、リンゴとこの粉だけだと便が硬くなりがちで辛そうだったので
下痢の時はリンゴを食べさせろ、というくらいそういう作用があるんですね
この時期が終わると、早速野菜そして肉が始まります
ジャガイモと人参とズッキーニを2時間、鍋で煮込みミキサーにかけたものと先程のシリアルのクリームをスプーン2杯半混ぜます
毎回は絶対に出来ないので、まとめて煮て冷凍しておきます
私はこれに、毎回違う野菜を1種類入れるため
ほうれん草や南瓜、今は旬のグリーンピースやアスパラなどを煮てからクリーム状にし、小分けにして冷凍してます
お肉は牛肉か豚肉か羊肉の脂のないところ
蒸す時にレモンとオリーブオイルを数滴かけます
野菜と蒸した肉を混ぜて食べる直前に、熟成の進んだパルメジャーのチーズとオリーブオイルをティースプーン一杯入れて出来上がり
昼と夜でお肉は違うものを用意します
もうすぐ8ヶ月の息子
グルテンを始めるのですが、いきなりパスタでは無く
乾燥して硬くなったパンの端っこをあげます
自分の手で掴み、少しづつ唾液で溶かしながら食べていく、という感じ…
来月の中旬には、パスタが始まり、乾燥の豆類が始まり
お肉はウサギ肉や鶏肉が食べれるようになります
日本の離乳食と比べると全然違うイタリア離乳食事情
とりあえず下準備をしてしまえば問題ありませんが、ストックが無くなった時の喪失感
下準備のめんどくささ…半端ありません
でも2回食と数回のオッパイだけでいまのところ息子は調子良さそうです
先生は絶対粉ミルク反対で、離乳食と完全母乳だけで1年以上はいけると言います
私も粉ミルク無しでいきたいので、今のところ凄くいい感じ
本格的にパスタが始まるとレパートリーが増えそうなので楽しみですが
パスタやパンばかりでグルテンばかりのイタリア食は嫌なので
ご飯や出汁、少し経ったら味噌や醤油などを使って日本食もいっぱい作ってあげたいなぁと思ってます
by toscanature
| 2015-04-30 05:55