イタリアのニュースで
2015年 01月 16日
ここ数日はパリのテロ関連のニュースが連日報道されてます
自由…平等…博愛を死守しなければならない
デモ行進の映像を見て、あんなにも多くの人が参加していることに驚きました
フランスではかなり大きな衝撃だったのだろうと想像します
フランス語が全く分からない私にジャンルカが少し訳してくれましたが、
フランス人は
フランスは世界で唯一人権宣言を行った国
自由…平等…博愛を死守しなければならない
と言っているそうです
フランス人らしいなぁとテレビの映像を眺めながらなんとなく現実に起きていることとはあまり信じられないような思いで眺めていました
色々な記事を読んでいて
表現の自由と、宗教の尊重のバランスは難しい問題だなぁと考えさせられます
先日、こちらのニュースで繰り返し流されていたビデオがありました
イスラム国で10歳に満たないとみられる少年が
ロシアの情報部員であることを認めたカザフスタン出身の男性2名の人質を射殺するというビデオ
それぞれの後頭部に一発づつ発砲した後、倒れこんだ男性に向かって数発発砲します
映画のような映像で、一瞬本物かどうかを疑いますが
このビデオは本物
男性を射殺した後、少年はカメラに向かって微笑みを浮かべながら近づきます
ビデオの最後に少年に向かって、
大きくなったら何になりたいか
という質問があります
彼の答えは
テロリストになって英雄になること
見ていて胸が締めつけられます
この少年に命の尊さを教えてあげる大人が近くに1人もいない
彼はどんな大人になるのでしょうか
今日はベルギーでもテロリストによる事件があり、死者がでています
毎日イスラム系関係のニュースを目にします
簡単な言葉では片付けられないようなことだけど
宗教や表現の自由がどうかということは全て置いておいて、1人でもこのような事件に巻き込まれる人が少ないように願うことしか出来ない
私はこんなことしか書けないのでした…
by toscanature
| 2015-01-16 05:01
| トスカーナ生活