入院生活
2014年 10月 10日
今日もバッタバタでしたが、なんとか1日が終わりホッとひと息
今日は、出産後の息子の入院生活について書きます
忘れないうちに…
通常は出産後、何も問題がなければ3日後には親子は家へ帰れます
うちの息子は生まれてから4日後に入院継続が決まり、新生児の集まる病棟へとうつりました
母親にはベッドが用意され、泊まってもいいし、家へ帰ってもいいことになっています
私が妊娠中のエコーで、既に腎臓が少し大きくて尿が溜まっている。と言われていましたが、成長と共に問題なくなる子が多いから心配しないで、と言われていました
しかし、出産後のエコーで更に腎臓が大きくなっていて尿道までもおおきくなっていることが分かりました
尿が逆流したりしていると、菌が発生して危ないということで入院して毎日の尿検査と血液検査、さらに体重管理をしていました
息子はその他にも、心臓の血管の一部が細くなっていたり(これは問題ないことが分かりました)
更に、姑の家系の遺伝で、両手の中指と薬指指の皮がくっついて生まれてきたり(これは生後6ヶ月くらいで切り離し手術が必要ですが、命には問題無し)
と色々とあったので、入院が長引きました
息子は、未熟児や出産時に問題があった新生児達と隔離された部屋にいて
4時間ごとに母親がミルクをあげるようになっていました
朝8時、12時、16時、20時、24時、4時
と時間帯が決まっています
私は朝8時から20時までは病院でスタンバイ
24時と4時の分は搾乳しておいて看護婦さんにあげてもらっていました
この朝8時から20時までが毎日とーっても長かった…
家から病院までは1時間かかるので、毎日6時半に家を出発
そして家に帰るのは22時半過ぎ
という毎日
今思い出すと、結構辛かった
結局、毎日の検査の結果が良好で入院11日を経て、家へ帰ることができました
これからは、家での薬と月1の検査で様子をみます
何か問題があれば、ボローニャかジェノバの専門の病院で手術になります
でも今のところはとっても元気
体重は5キロ近いので、重みを感じるようになってきました
入院生活中、看護婦さんには色々とお世話になり、お風呂の入れ方や赤ちゃんとの生活の仕方のレクチャーをたくさん受けました
息子も入院中の10日間で習慣づけが出来て、生活にメリハリがつきました
今考えれば、入院したお陰で私も少し気持ちが落ち着いたし、色々と勉強できて良かった
そして驚くのが、この医療費が全て無料であること
出産もそうですが、出産後の息子の入院も無料
私にはベッドも用意してくれるし、食事もだしてくれます
これも無料
未熟児で生まれた子供は確か3歳までの医療費が無料
イタリア色々な問題がありますが、ここは凄いなと思いました
しかしこれも州によって違うらしいですが
とにかく、何かあった時に医療費のことを考えないでやってもらえるのはとても良いことだな、と思いました
プライベートの先生にかかると、かなり高いですが…
と、こんな感じで息子の入院生活は終わりました
現在息子は脱皮&脱毛中
まさに主人のハゲ方と一緒で、これから生えてこないんじゃないか…
とつい心配しちゃってます
腎臓と尿道は様子見ですが、成長とともに良くなることを願って
オッパイが1番の薬かな、と思いながらせっせとオッパイをあげてます
1時期は心配で心配で、出産後の疲れとかさなり、しかも言葉の壁にも悩みましたが
献身的な主人のお陰でなんとか頑張れました
明日はプラハから友達がきます
4月の誕生日の日に会った以来の再会
今日もグッスリ寝れますように
by toscanature
| 2014-10-10 04:26